- 矢掛町の朝市
- 初めて行きました
- 国産表と中国産表
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2015.07.18 Saturday畳表になるイ草には、国産表と中国産表があります。
中国産表より国産表の方が良いと、多くの方が言います。
確かに国産表の方が質は良いのですが
国産だからと言って、全て良い物とは限りません!!
安物になるとかなり質も悪くなりますし、耐久性も落ちます。
そして中国産に関しては全てが悪い訳ではありません。
安物は当然、質・耐久性と落ちますが
中国産の高級クラスになると凄い綺麗な畳表になります。
値段もお手ごろ価格です。
予算によっては国産の下物を選ぶより、中国産の高級クラスを選ぶ方もいます。
畳表には沢山の等級がありますので、お見積りの際には是非参考にしてください。
中国産表、高級クラスです☆
- 熊本八代へ、
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2015.07.11 Saturday
畳表のイ草の生産地である熊本県八代市に行ってきました。
目的は二つ。
一つは、今がイ草の刈り取り時期で、農家さんのお手伝いに行く事です。
イ草の刈り取りは物凄く大変な作業です。
朝4時から真っ暗の中、ライトだけを頼りに刈り取りが始まります。
刈り取ったイ草は乾燥させる為に泥染めをします。専用の泥の中につけて、泥染めしたイ草はすぐ乾燥機に一束ずつ入れていきます。
時計を見ると早12時!
お昼からはまたイ草を刈り取りに行きます。そして夕方を向かえ一日が終わり、次の朝4時から作業開始!を何日も繰り返します。
今回は2泊3日の住み込みで行きました。
体力や人手がないと出来ない作業です。実際に辞めていく農家さんも少なくはありません。
だから微力でもお手伝いに行くのです。
そして二つ目の目的は、産地に行く事で畳表になる前のイ草を見て触れる事が出来、実際に農家さんから色々なお話を聞く事で、多くの知識を得られる事です。
なぜそこまでするかと言うと、同じ値段の畳表でも良い悪いの差が微妙にあります。
例えば秋刀魚の見分け方で、黒目部分周辺が透明感のある方が新鮮とか、メロンのお尻を押してやわらかい方が甘いなど、同じ値段なら少しでも良い物をお客様にお届けしたいからです。
今回の刈り取りでは沢山得る物がありました。
これらは産地に行かないと分からない事で、また一つ自分自身成長出来たと思います。